楽しいはずの推し活が「推し疲れ」に発展しまう原因とは

ソロ推し活ライフ

私の推し活は、歌って踊るアーティスト。
それはそれは、日常に喜びや活力をもたらして
くれる趣味として日々楽しんでいます。

そしていま、多くの人の趣味として、
推し活は親しまれています。

ライブに参加したり、SNSでの情報発信を行ったり、
グッズを収集したりと、その楽しみ方は多様。

しかし一方で、推し活に対して
「疲れを感じる」
「義務のようになってしまった」
といった声も増加しています。

この現象の背景には、社会的・経済的要因、
情報環境の変化、そしてファンコミュニティ内の
人間関係など、複合的なストレス要因が関係しています。

そんな「推し疲れ」になる代表的な理由について、
実際に経験したことも含め、まとめてみました。

時間的負担の増大

アーティストの活動を追いかけるのには、
それなりに時間が求められます。

出演番組の視聴、SNSやYouTubeの更新確認、
新曲リリースへのリアクション、
イベントやライブへの参加など、
日常生活の中に占める推し活の比重は大きくなりがち。

とくに地方在住のファンにとって、
遠征による移動や宿泊が必要になるケースも多く、

週末や休日がすべて推し活に費やされる
という状況も珍しくありません。

主婦をしていると、しょっちゅう都内に出て
イベントに参加することはハードルが高い。

仕事を調整してなんとか時間を作っても、
次から次へとまたイベントがリリースされる。

その結果、プライベートの予定とのバランスを
取るのが難しくなり、

「推し活が義務のように感じてしまう」
という状態に陥ることもあります。

お金がかかる!競争になってしまう

推し活は金銭的コストが高くつく趣味でもあります。

ライブのチケット代、交通・宿泊費、CDや配信の購入、
限定グッズやコラボカフェ、ポップアップストア
などへの出費など、月々の出費は相当な額にのぼります。

ほんとお金がかかる!

YouTubeなどのライブ配信で、スパチャと言った
投げ銭的なものをしたファンの子は、名前やコメントを
読まれたりするのを見て、私も!と思い課金したくなったり。

推しを応援したいという気持ちから、
課金額が増えていき「推しへの愛は課金額」といった
価値観が自分を苦しめていくこともあります。

ツアーを全通したり、どんなイベントにもいつも
参加している推し。そして、いつも課金している推し。

そんな推したちを見ていると、経済的な問題が
「推し疲れ」につながる原因に。

推し活のペースは人それぞれ。
めちゃくちゃ課金している推しは、
名前を呼ばれたり、覚えてもらえたりして
つい「私も!!」と思ってしまいます。

さすがに50も過ぎているので、そこは冷静になり
課金はある程度のところで抑えていますが、
課金勢を見ていると羨ましく思うことがあります。

課金勢の若者を見ていると、どうやったらそんなに
お金がかけらるの??!!と思ってしまうほど。

逆に心配になったりして笑

推し活はあくまでも趣味。
自分のペースで続けることが大切です。

SNSでの疲れ 📱

SNSは、推しの最新情報を知るのにとても
便利なツールです。でも、便利な一方で、
ちょっと疲れてしまうこともあります。

毎日SNSで情報を追って、たくさん投稿している
人を見ると、「自分はそこまでできていない」
と不安になったり、「もっとがんばらなきゃ」
と焦ってしまったりすることも。

人と比べて落ち込んだり、SNSに縛られるように感じたら、
少し距離を置いてみるのも大切。

あくまでも自分のペースで楽しむのが一番です。

推し友との人間関係 🤝

推しを応援している仲間、いわゆる「推し友」がいると、
話が盛り上がってとても楽しいですよね。

でも、その関係が逆にストレスになることも。

たとえば、

・「私はデビュー当時からのファンなんだから」
  とマウントを取ってくる人

・「みんなでプレゼントを贈ろう!」と強引に話を進める人

・非公認のオリジナルグッズを作って配る人

・仲の良い推したちにお菓子を配り歩いている人

・二次会好きな人たち

そんな推し友と仲良くできたら、
推し活はとても楽しいものになるますが、

もし関係がこじれてしまったら…。
と気を使わなきゃいけない場面もあります。

また、グループで行動するのが当たり前な空気の中で、
一人でこっそり応援したい人は「仲間はずれにされてるかも」
と感じてしまうこともあるでしょう。

自分らしく応援できないと、
推し活がつらくなってしまう原因に。

私は会社や、ご近所付き合い、ママ友など(今は疎遠ですが)
などで人間関係に気を遣ってきたので、
推し活だけは人間関係に悩まされたくないので、
「ソロ推し活」を徹底しています。

まとめ 📝

推し活はとっても楽しいことだけど、
いろんな理由で疲れてしまうこともあります。

時間が足りない、お金が足りない、SNSがつらい、
人間関係が大変…そんなときは、
自分がどうしたいのかを振り返ってみてください。

推し活は、自分が楽しむためのもの。
他の人と比べる必要はありません。

「無理しない」
「自分のペースで楽しむ」がいちばんです。

「推しは推せるときに推す」

——この言葉を大切にして、
心が楽しくなるような自分ファーストの
応援スタイルで推し活を楽しみましょう!